前記特徴の説明 コンバーターレンジにおいてトルクコンバーター内部ではちょうど半クラッチ状態 の様なスリップが続いています。スタート時をピークにクラッチポイントに近づく 程、減少します。コンバーターレンジのスリップを減らしコンバーターレンジ での働きを早く終了する様に働きます。その為スリップによる損失が大きく減少 します。 1、燃費について 高速道路、郊外のドライブでもコンバーターレンジは使用されますが、実際に 市街走行においてもほとんどコンバーターレンジで走行しています。従って コンバーターレンジでのスリップ量の減少は燃費に対して大変効果的です。特 にハイウェー走行時には、エンジンの回転を恒常的に下げられるためにはっきり とした燃費向上が見られます。 2、加速について 中低速走行からの加速はほとんどの場合コンバーターでのスリップが少ない ほど反応が良くなります。従ってスリップの少ないパフォーマンスコンバータ ーはストレスのない加速が得られます。速い発進、加速、高速全開走行には、 一部特質の違うパフォーマンスコンバーターで対応します。 非常に快適な低、中、高速の加速を生み出します。 3、シフトショックについて エンジン回転とA/Tの回転差及びスリップがコンバーター内部の特殊加工 (特許出願中)により少なくなるため、シフトショックが緩和され非常に乗り やすくなります。 4、ATF作動温度について ATF温度上昇最大要因はトルクコンバーター内部でのスリップ(摩耗)です。 エンジンからの動力がスリップによって熱に変換されてしまいATFを高温 とします。このようなスリップ熱の生率はストール時を最大にコンバーター 内部での回転差が少なくなるにつれて減少して生きます。ATFの温度上昇 熱損失だけにとどまらず、数々の弊害を生み出します。A/Tに発生する 障害の9割以上がATFの高温化によるものといわれています。 これに対してもパフォーマンスコンバーターは、特殊加工(特許申請中)に より、スリップ量自体を少なくするため、効率的に作動温度の上昇を押さえ ます。 5、機械的負担について 機械的な衝撃及び各部の不要な温度上昇を抑制する方向に働くパフォーマンス コンバーターは動力、駆動系の疲労を緩和し、それらの寿命を大幅に伸ばしま す。 特にVAN、RV等のコンバージョン車両におけるオーバーヒート対策の助け になります。 |