パフォーマンストルクコンバーターの特徴 1、燃費が向上します。(走行条件により20%から30%) 2、中低速での立上りダッシュ、中高速での加速レスポンスの向上。 3、シフトショックの大幅な軽減。 4、内部フリクション軽減により、ATF及びクーラントの温度を低く保つ事 でオーバーヒート対策として有効です。 5、エンジン及びA/T負担が軽減され寿命が伸びます。 6、VAN、RVコンバージョン、トラック等の重量の重い車には抜群の登坂力、 率引力を発揮します。 7、パフォーマンストルクコンバーターの取り付け以外は、特殊な場合を除いて 改造、調整、整備は不要ですが長時間のハードな走行、最高速挑戦、パワー シャーシダイナモ・テスト、スタートダッシュを重点におく場合はトルク増大 の性能アップにて燃料が薄くなるため、燃料比調整及びスロットルケーブル等 の調整が必要になる場合があります。 8、ディーゼル車にはその発進性において特に有効です。 パフォーマンストルクコンバーターの概要 トルクコンバーターの作動原理は流体クラッチであるため、エンジン作動中は 常にスリップが発生しています、トルクコンバーターの働きは大きく2つの性質 に分かれ、コンバーターレンジでの働きとカップリングレンジでの働きとで異な ります。 コンバーターレンジとは、エンジンからのトルクを変換、増幅させる段階を指し スタートからクラッチポイントまでの事です。 カップリングレンジとは、エンジン回転を効率よくA/Tに伝える働きをする 段階でクラッチポイントを過ぎるとカップリングレンジに移行します。 トルクコンバーターはその構造上、今までブラックボックスと言われていました が実際には設定次第で走行性能は大きく変わるものとして注目されています。 一般にはヨーロッパ車など高速走行性能の高い車の場合、排気量、車重が同等クラス の日本車比べると出足が悪い、低速からの加速が重い、夏場の渋滞でオーバー ヒートぎみになるなどの症状がよく見られますが、それらはトルクコンバーター の設定に大きく依存します。 パフォーマンストルクコンバーターはそれらの弱点を補う為に設計、製造されて います。 |