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熱害によるA/Tの耐久度







年間約1800万台のA/T車が故障を起こします。この故障の90%以上はオーバー


ヒートによる熱害故障です。


この表を、見る事により、いかに高温による熱がA/Tの寿命を左右する事が分かりま


す。


A/Tの油温が高くなるに従い、A/T各部品にダメージを与えて行く進行状態が分か


ります。


従来の温度上昇は車重のある車、牽引、長い登坂、渋滞走行、急発進の多発、連続超


高速走行等による、油温上昇でしたが、現在は高性能エンジンに、オプション・エキゾ


スト、ターボチャージャーを取り付けることによる、エンジンルーム内温度上昇と、純


正外ターボ取り付けの為のかなりの工夫を施し取り付けた、ターボ配管パイピング設定


場所等により、エンジンルーム内の温度上昇に伴い、A/Tに悪影響を与え、A/Tオ


イルの温度を上昇させ、A/Tにダメージを与える事が多々あります。


既に、ダメージを与えてからでは、それをリカバーする事は出来ませんが、未然にオー


バーヒート化を防ぐのに、JMO AEROSPACE TECHNOLOGY COATING(スペース・シャト


ル用に開発された、特殊放熱ペイント、セラミック防熱ペイント)を施した、オイルク


ーラー及びパイピングによりエンジン、A/T、電子、電気、駆動系等の熱に対する耐


久性を増すと同時に、自動車の大敵である、熱害を克服し、各機関にダメージを与える


事無く、快適な、走りの世界を満喫して下さい。





注意事項:A/T警告ライトが、点灯する事が有りますが、下記点検をしての判断をお願


     い致します。


     A/T温度計の直接計測。


     A/Tオイル量の点検及び、高性能エンジンに適正A/Tオイルであるか?


     A/T温度センサーの点検、センサー近辺に熱の影響を与えるパイプ類の有無


     A/T関連各ターミナル・コネクターの点検及び、ボルテージ・テスト。


*上記により、性能も異なり、又、EFIスロットル・ケーブルの調整により、加速性


 能等は変わりますので、スロットルポジションを通常は、ナット調整により短めにし


 ます。





*放熱ペイントは、LeMans24時間、DAYTONA24時間レース等のレースにて、マクラ


レーン、BRM車のエキゾスト・システム、タービンに使用され、電子、電気、エンジ


ン、駆動力関係への熱伝導を、押さえ従来、耐久レース等に有る熱害トラブルを解消し


たペイント・コーティングです。